2021.07.23訪問
おおず赤煉瓦館に行きました!
今年の夏、愛媛県大洲市にある『おおず赤煉瓦館』に行きました。
『おおず赤煉瓦館』とは、1901年(明治34年)月に大洲商業銀行の本店として建築された建物です。
大洲市観光情報によると、当時ではまだ珍しいイギリス積みの煉瓦建築で、屋根には和瓦を葺き、鬼瓦に商の字を入れるなど、和洋折衷の様式で建てられているとか。
大洲の経済的繁栄と明治時代の文明開化から大正ロマンへと移り変わろうとする時代に誕生した『おおず赤煉瓦館』。
現在はその堂々たる外観をそのまま残し、1階では大洲の特産物や地元の作家による手づくりの和小物、陶芸、カントリー雑貨等を販売し、2階はギャラリー兼休憩所になっています。
6月中旬から7月8月9月の土日祝日限定のカフェ⁉︎
その『おおず赤煉瓦館』に到着すると……。一番に目に入ったのが”赤煉瓦”ではなく、”氷”の文字‼︎
訪れたのが7月23日ですから、少し歩くだけで汗だく💦
もちろん、目的は『おおず赤煉瓦館』の見学でしたからしっかりと見学しました。
で、そのまま近くにある臥龍山荘や街並み散策へ。
でもね、歩けば歩くほど頭の中に浮かぶのは『おおず赤煉瓦館』で見た“氷”の文字。
どうしても忘れられず、戻りました(笑)
“氷”の印に引かれて『おおず赤煉瓦館』の1階に再び入ると……。
2階に上がる階段横にメニューが書かれたボードを発見!
2階のギャラリー兼休憩室では、6月中旬から7月、8月、9月の土日祝日限定で
『甘味 霧中(かんみ むちゅう)』を営業しているようです。
ただ、メニューにはかき氷の名前しか書いていなくて、「いちごみるく」「生めろんみるく」などはなんとなく想像できますが、「おとのさまこおり」「あじさいこおり」は???
先に1階レジでチケットを購入するとあったので、レジの方に「写真はありますか?」と聞くと……。
「Instagramにアップしていますよ」と笑顔で教えてくださいました。
だからメニューボードの前で数人の女の子たちがスマホを見ていたのね♪ 納得です。
私も早速チェックすると……。
- 地元の旬の果実を使った生シロップかき氷🍧
- 「おとのさまこおり」=「抹茶みるく」に小倉あんの替わりに大洲銘菓「志ぐれ」がトッピング
- 「あじさいこおり」=バタフライピーというハーブティーから青色を抽出した氷蜜に河内晩柑とはちみつレモンのシロップが添えられたもので、シロップをかけると……“あじさい”の意味がわかるかき氷
などなどがわかりました!
「おとのさまこおり」と「生めろんみるく」をチョイス
いろいろ悩んだ結果、私が選んだのは「おとのさまこおり」と「生めろんみるく」です。
あっ!ふたつ選んでいますが、「生めろんみるく」は夫用です。
「おとのさまこおり」は、京都市ではお馴染みのかき氷、“宇治金時”をイメージしていたのですが、一味違う美味しさでした。
というのも、京都市内、特に宇治茶の生産地、京都府宇治市でいただく“宇治金時”は、“みるく”抜きの濃いめの抹茶シロップをかき氷にかけるからか、小倉あんと一緒に食べないと、抹茶シロップだけでは甘さよりも苦味が勝つことも。
その苦さが“宇治金時”の美味しさなのですが苦手な方もチラホラ。
一方、「おとのさまこおり」は”みるく”が加わっているからか、それほど抹茶の苦味を感じないので、抹茶系のデザートが苦手な夫も「美味しい!」と絶賛でした。
「生めろんみるく」は、シロップがかかったかき氷はほんのり”みるく”風味ながらもメロンそのもの。
大洲市産の17度以上のメロンを厳選してトッピングやシロップに使っているとあって、メロンの甘さがしっかりと味わえました。
あれほどフルーツのメロンを感じられるかき氷を食べたのは初めてです!
そして、別添えの生クリームは甘さ控えめながらふわふわ♪
一口分ずつかき氷の上にのせ、バランスを変えながら美味しくいだだきました。
ちなみに私のお気に入りは……。
「生クリームをかき氷の上にしばらくのせ、少し固まってからかき氷と一緒に食べる!」です。
生クリームがアイスクリームのようになるのでオススメです!
どちらのかき氷も、運ばれてきたときはそのボリュームに「食べ切れるかな?」と思いましたが、氷が口に入れるとすぐに溶けるくらいにフワッフワ♬
何の問題もなく、完食できました!
夏メニューの「生めろんみるく」はもう食べられないようですが、9月からは秋メニューがスタート!
「すいーとぽてとみるく」
「かぼちゃココナッツみるく」
「モンブランほうじ茶みるく」
「煮りんごカスタードメープルみるく」など、どれも美味しそうな名前が勢揃い。
今年の営業も9月26日(日)が最終日。
お近くに行かれたときは、ぜひ、立ち寄ってみてください!!
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