河津桜は早春から咲き始める早咲き桜です
河津桜を知っていますか?
河津桜は1955年に静岡県河津町で発見された早咲きの桜です。
河津町では温暖な気候と早咲きの特色から、2月上旬から咲き始め1ヶ月かけて満開になります。
淀の河津桜は「 河津桜がみられる関西の人気桜名所」
桜の見頃情報を毎日更新している河津桜が見られる関西の人気桜名所おすすめ10選。
2024年3月11日現在、河津桜の名所トップに表示されている「淀水路の河津桜」。
好天に誘われ出掛けてみました!
京阪電車淀駅から徒歩10分
淀水路の河津桜は京阪電車「淀駅」(京都市伏見区)から10分ほどの場所にあります。
地図のように3ルートありますが一番のお勧めは京阪電車の高架に沿って歩くルートです。
下の案内が貼ってあるので矢印に沿って8分ほど歩くと…
左手に水路と河津桜が見えてくれば河津桜並木のスタート地点「淀緑地西詰」に到着♪
約200本の河津桜が咲き誇る淀水路
今では関西随一の河津桜の淀水路ですがその歴史はそれほど古くありません。
2002年に伊豆から取り寄せたわずか2本の苗木を植樹したのが最初。
その後、少しずつ植樹され、今では淀の町に約300本。
そのうちの約200本が1.1kmの淀水路沿いに咲き誇っています。
ちなみに最初の2本は天神橋と孫橋の間にある小道を北へ曲がったところに植っています。
なぜか他の水路沿いの河津桜よりも早く咲き始め、他がまだちらほら咲き程度のときに満開に。
通称「正月桜」と言われているそうです。
残念ながら「正月桜」を知ったのは帰宅後…。
木には案内板がかけられているのですぐにわかるそうです。
「淀緑地西詰」から「淀緑地東詰」までの見どころはここ!
淀駅から徒歩8分ほどで辿り着く淀河津桜並木のスタート地点「淀緑地西詰」。
写真の右手側「淀緑地東詰」までの約1.1kmを歩いてみました。
淀緑地西詰から天神橋にかけて
河津桜は水路の北側だけに咲いています。
河津桜の咲く遊歩道を歩くのもよし、遊歩道に降りずに水路沿いの道路を歩くのもよし。
この区間が一番密に植っているので見応え最高!
当然のことながら写真を撮る人が一番多いのもこの区間です。
河津桜のすぐそばまで近づけます。
天神橋から「淀緑地西詰」方面に向けて。
河津桜の並木が一望できる撮影スポットです。
お地蔵さんが天神橋の目印です。
天神橋から孫橋にかけて
天神橋から先も河津桜が数多く植っています。
私のオススメ撮影スポットは橋(道路)を渡ってすぐの遊歩道に降りる直前です。
河津桜を上から見ることができます。
普段は見上げる河津桜を歩きながら見下ろせる貴重なスポットです!
次の橋、孫橋までも河津桜の並木は続きますが、河津桜の木は若干少なめです。
人通りも減って撮影はしやすくなります。
孫橋から天神橋に向けて。
孫橋は交通量が多い道路になっているの撮影するときはご注意を!
カバ公園
孫橋を越えてからは水路の南側を歩きます。
遊歩道へと降りる階段を降りてしばらく歩くと…カバがいました!
(写真撮り忘れ💦)
遊具のひとつがカバの置物?なので「カバ公園」というようです。
ただ…カバ公園の河津桜はまだ蕾のところが…。日当たりが悪いのかもしれません。
もしも「淀緑地西詰」から孫橋までの見頃が過ぎていたらカバ公園へ!!
桜橋付近
カバ公園を通り抜けると目の前にmapが!
ようやく遊歩道の半分に辿り着いたようです。
ここまで来るとかなり人通りが減ります。
ところが…桜橋の向こうには本格的なカメラを手にするカメラマンさんたちがいっぱい!
「淀緑地西詰」付近もモデルさんやお子さん、ワンちゃんを撮影している人が多かったのですがここはさらに多い!!
住宅地側に河津桜が植っているので撮影しやすいようです。
カメ公園
今回、私が一番長くいたのは「カメ公園」です。
ここまで歩いて来る人が少なく、ゆっくり花見ができます。
カメ公園ではたくさんの出会いもありました。
まずはメジロ。
たくさんのメジロが花の蜜を吸っていました。
カメ公園以外では見かけなかったので、人が多いところは避けているのかもしれませんね。
慌ただしく飛び回るのでiPhone12の望遠ではこれが精一杯💦
そして…姿は見えませんが、ウグイスの声が聞こえました。
今回はうまくビデオで撮れなかったので2022年のものですが聞いてみてくださいね。
カメ公園から淀緑地東詰
カメ公園でたっぷり時間を過ごしたあと、いよいよ最後の区間を散策です。
mapを見た時に思ってはいたものの河津桜はほとんど植っていません💦
若い木が植えられていたので何年か後にはこのあたりも河津桜並木になるのかもしれませんね。
対岸には若い河津桜が並んでいるので期待しましょう。
淀緑地東詰
河津桜が咲いていない遊歩道を100mほど進むと道路に到着。
振り返ると「淀緑地」の石碑?がありました。
扇形をしているのは豊臣秀吉の側室淀君が住んでいた淀城跡が近いからでしょうか。
淀緑地東詰から京阪電車淀駅までのルートは3通り
ルート① 淀緑地東詰から住宅街を通り淀駅へ
「淀緑地東詰」を出たら左手にまっすぐ進んでください。
中学校、小学校を通り過ぎT字路で右へ。
セブンイレブンの角を左折すればまもなく京阪電車の淀駅です。
ルート②孫橋から旧城下町を通る京街道を通り淀駅へ
「淀緑地東詰」から歩いてきた遊歩道を孫橋まで戻ります。
孫橋まで来たら右に曲がり、旧淀城下町を通る「京街道」を進んでください。
しばらく道なりに歩くと、ローソン、セブンイレブンがあります。
セブンイレブンの角を左折すればまもなく京阪電車の淀駅です。
ルート③もう一度河津桜を堪能したいなら通ってきた遊歩道を戻りましょう!
最後のルートは歩いて来た道を戻る、です。
同じ景色になりますが、河津桜を堪能するには一番お勧めのルートです。
私はこの③番目のルートで京阪電車の淀駅に戻りました。
8時ごろに駅に着き、駅に戻ったのが10時ごろ。
約2時間、6000歩ほどのウォーキングでした。
マイカーでのアクセス
「淀の河津桜」専用の駐車場はありません。
京阪電車の淀駅周辺には京都競馬場利用者向けの有料駐車場が多数あるのでご安心を。
ただし、土日は料金が高めになるので料金をあらかじめ調べてからご利用ください。
「京街道」の孫橋から京阪電車淀駅方面にかけては平日朝7:30~9:00は南向き(西向き)一方通行となるのでご注意を!
淀の河津桜の見頃は3月中旬です!
3月10日でほぼ満開だった淀の河津桜。
淀の河津桜は場所によって開花時期が若干異なるので、もう少しは花見が楽しめそうです。
ただし、ソメイヨシノが見頃を迎えるころには、淀の河津桜は葉桜に。
今週は暖かくなりそうなので、これからの数日が一番の見頃になるのではないでしょうか。
ぜひ、機会があれば淀の河津桜を観に行ってくださいね!
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