パイナップルは恐る恐る食べます!
小さめのパイナップルを買ったので朝からカットしました。皮を剥いて、芯を取って……。
半分を捨てた気分です💦
で、1切れ、2切れ……と恐る恐る食べ進めていると3切れで恐れていたことが!!
口の中がピリピリチクチク!!!
実は私、パイナップルは好きなのですが、丸ごと買ってきたパイナップルは数切れ食べると口の中がピリピリチクチクし始め、食べ続けることができません。
そのため、普段は外食時にデザートとして出されたものは食べますが、購入することはありません。
でもね、出会ってしまったんです。
スーパーで「美味しいよ♪」と囁いてくる手のひらに乗るサイズの小さなパイナップルに。
ついつい連れて帰って(買って)しまいました。
その結果が3切れでアウトでした⤵️
ピリピリチクチクの原因はタンパク質分解酵素「ブロメライン」
私がパイナップルを3切れしか食べられない理由。
それは、パイナップルに含まれる「ブロメライン」という「タンパク質分解酵素」のせい。
この「ブロメライン」がなんと舌や頬の表面のタンパク質を溶かしてしまい、パイナップル本来の酸味や刺激をダイレクトに感じてしまうからだとか。
そして、不思議なことに、私のようにピリピリチクチク感じる人もいれば、全く感じない人もいるそうです。
我が家の場合、夫は全く平気で、私と息子はピリピリチクチクします。
ただ、このピリピリチクチクはそう長くは続かず、1時間もすれば治るんです。
だから、ついつい、ピリピリチクチクするのがわかっているのに食べてしまいます💦
まさに「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ですね。
「ブロメライン」は身体に悪いものではありません
さて、私の舌や頬の表面のタンパク質を溶かしてしまう「ブロメライン」。
“溶かす”と書くと、身体に悪いのもののように感じてしまいますが、実はその反対です。
バナナ、パイナップルを生産・販売する『ドール』のWebサイトによると、「ブロメライン」は、胃液の分泌を活発にし、消化を促進してくれるほか、胃腸の炎症を鎮め、腸内の有害物質を分解する作用があるとか。
詳しく知りたい方はこちらからどうぞ!
さらに、厚生労働省eJIM(「統合医療」情報発信サイト)にも、
「中央アメリカおよび南アメリカの先住民族はパイナップルを消化器系疾患などのさまざまな病気に用いていました」と書かれていました。
「ブロメライン」のサプリメントについても書いてあったので、興味のある方はこちらからどうぞ。
*厚生労働省eJIM(イージム:「統合医療」情報発信サイト)より抜粋
厚生労働省eJIM(イージム:「統合医療」情報発信サイト)は、民間療法をはじめとする相補(補完)・代替療法*と、どのように向き合い、利用したらよいのかどうかを考えるために、エビデンス(根拠)に基づいた情報を紹介しています。決して個人の責任で実施するさまざまな療法を制限するものではなく、また特定の療法を勧めるものでもありません。*相補(補完)・代替療法: 近代西洋医学と組み合わせられる各種療法
「ブロメライン」を使えば○◯が柔らかくなる!
では、「ブロメライン」を使えば何が柔らかくなるのか……。
そうです、お肉です!!
私の口の中のタンパク質を溶かすのですから、当然、牛肉や豚肉などの食肉のタンパク質も溶かしてくれます。
ただし、「ブロメライン」は熱に弱いので、60度以上に加熱するのはNG。
肉を加熱する前に、パイナップルの果汁やすりおろしを入れたタレに漬けておけば、お肉が柔らかくなるのはもちろんのこと、タンパク質が溶けたことで旨みも増すそうです。
パイナップルを美味しく食べる方法を発見!
私が楽しくパイナップルを食べるには、舌や頬が溶け出す前に食べるのを止める。
または、“焼きパイナップル”にして「ブロメライン」の効果をなくすしかない……。
と考えていたら、良い方法を見つけました!
なんと、ヨーグルトや牛乳などのタンパク質と一緒に食べるとピリピリチクチクが感じにくいとか。
あとは、Instagramを見た友人から「冷凍したら大丈夫」と教えてもらいました。これは、「ブロメライン」の働きが止まるからだとか。
ただし、解凍すると「ブロメライン」は復活するので凍ったまま食べるのがポイントです!
あと少し残っているパイナップルは、明日の朝、ヨーグルトと一緒に食べることにします!
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